朝顔

ヒマワリと並んで夏の花と言うイメージの強い朝顔、小学生の夏休みには宿題として観察日記をつけた記憶のある人も多く日本人には馴染みの深い植物です。

朝顔とは

        

子供の夏休みの課題と言えば朝顔の観察日記、それは日本において昔から続く伝統の様なものですね。朝顔とはそれだけメジャーな存在で、ヒルガオ系の植物です。簡単に育てられる事で子供の植物の成長過程観察における題材にされるのでしょうね。夏と言うイメージがありますが、季語としては秋に扱われています。朝鮮朝顔など多くの種類が存在し、色も定番の紫以外にもピンクや青など様々です。江戸時代から日本で栽培され続けている歴史の古い植物で、古くは奈良・平安時代から存在していたと伝えられています。

朝顔の歴史

朝顔が日本に伝わったのは栽培が行われる遥か昔、奈良(一説では平安)時代の事で唐へ渡った遣唐使が持ち帰ったのが起源とされています。ただし、この時は観賞用ではなく薬と言う用途で用いられていました。種には下剤成分が豊富で、当時は薬物として使用されていたのです。江戸時代に入ると観賞用に品種改良や栽培が積極的に行われ、現在の様な形に変化し、大きな流行をまねいて高値で取引されていたと伝わっています。この頃、現在は存在していない黒や黄色の朝顔も存在していたと言います。やがて一般的に購入出来る相場になり、その鮮やかで大きな花は夏の風物詩とも言える存在に発展したのでした。

朝顔の種でダイエット

上記で書いた通り、下剤として使用されていた朝顔の種。現在でもその効果は健在です。乾燥させてから潰した「牽牛子(けんごし)」と言う名前で今も売られています。非常に強力ですが、強すぎる位の効果ですので体力が衰え気味の方や妊婦の方は使用を避けましょう。市販の物を使用する際も表示された使用量をよく確かめて使用して下さい。

朝顔の育て方

[種まきの時期]

基本的には4月の後半から5月中が一般的ですが、少し遅れて6月でも問題は無いでしょう。ただし、発芽気温は22度以上なので充分に温度が上がってから植えないといけません。種を蒔く前に、種を充分水で柔らかくしておくか種の表面に軽く傷をつけておきましょう。朝顔は種が固いので、こうしないと芽が出にくい場合があります。

[用土]

特別なものは必要ありませんが、水はけの良いものを前提に選びます。配合する場合は赤玉と腐葉土を5:5、または赤玉5:腐葉土4:砂1でも良いです。

[水やり]

土の表面が乾き、白っぽくなった位を目安に水をタップリ与えましょう。暑い夏は涼しい時間の朝と夕方の2回与えると良いでしょう。

[置き場所]

朝顔は日光が大好きですので、しっかりと日の当たる場所で育てます。35度を超える場合は午後に日陰に移した方が良いかもしれません。

[肥料]

与えなくても、普通に育てれば順調に育ちます。もし与える場合は液体肥料を週に1回(2週間に1度でも可)のペースで与えましょう。より元気に育てたければ、最初に種を植える際に土に混ぜておくと良いかもしれませんね。ただし、開花後は肥料を与えると逆に花がつくにくくなってしまうので注意。

[支柱]

大きく育ってくると、朝顔はツルが伸びてきます。それを巻かせる為に、支柱を立てておく必要があります。朝顔を囲む様に3〜5本支柱を立てれば大丈夫でしょう、市販の朝顔支柱などを使うのも手です。

[手入れ]

大輪が咲く種類の場合、小さなつぼみが沢山出来始めたら何個か切り取っておきます。いくつか除いておかないと栄養が均等に回ってしまい、大輪が咲きづらくなります。また、周りに雑草があるとそちらに栄養がいく可能性もありますので、こまめに雑草を抜いておきましょう。

[種]

花が枯れてしまってもすぐには取らず、実が茶色く変化してから取り出します。取り出したら日陰などでしっかりと乾かしてから、来年に備えて保管しましょう。

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